2005年にミシックがウォーハンマーのライセンス契約にサインした際、私はGames Workshopに、素晴らしく輝かしいゲームを作ると約束しました。昨年、エレクトロニック・アーツが我々を買収したとき、私はEAにも同じことを言いました。さて買収から一年が過ぎましたが、何も変わりはありません。我々は今も、次の素晴らしいMMORPGを世に送り出そうとしているのです。すでにご承知の方も多いと思いますが、我々はWARの開発期間を2008年の第二四半期にまで延長しました。理由は簡単、二年前に定めた目標に達するまで、我々はWarhammer Onlineをリリースするつもりがないからです。
我々がWarhammer Onlineに定めた目標はそう簡単なものではありません。このゲームにはたくさんの新しく革新的なアイデアや、プレイヤーを感心させるであろう特徴の数々、そして最も重要なことですが、MMORPGにおいて最高のRvRシステムが用意されているのです。これらの要素を実装し適切なテストを行うには時間がかかるのです。ベータテストの最終段階において、テストプレイヤーの皆さんから貴重なフィードバックが得られました。これらのフィードバックは、ゲームを改善する上で大変役に立つでしょう。さて、我々にはふたつの選択肢がありました。1)内容が少なく練り込み不足のまま予定通りにリリースする。2)開発期間を延長し、WARをより素晴らしいものにするために必要な時間と資金を投入する。我々は後者を選びました――WARを傑作とするために必要な、さらなる時間と労力をつぎ込むことにしたのです。幸い、我々には開発期間を延長するために必要なリソースとサポートをEAから受けることができます。そしてこの時間は、あらゆる面で我々の望むゲームを仕上げるために使用されます。WARは完成に向かっており、輝かしいものになることでしょう。
ここ一週間、EAミシックでもっとも話題だったのは、開発スタジオで解雇が行われるのではないかとの噂でした。Warhammer Onlineのチームから離れた人間は何人かいますが、その数は“極”わずかで、そのことによる開発スケジュールには影響がありません。このような解雇はスタジオを運営するにあたりよくあることで、EAミシックがWARに注力し前進するためには必要なことでした。
ベータテストについて言えば、テストは12月に新しいフェイズを開始する予定で、年末により多くの人がWARに加わるのを我々は楽しみにしています。応募者数は50万に届く勢いで、これは私の知る限り欧米でのMMORPGのベータテストとしては最大の登録者数です。私はこのことを、コミュニティーの強さ、Warhammerというブランドの人気、EAミシックのチームが成し遂げつつある卓越した仕事の証拠として、とても誇りに思っています。アジアでベータテストを開始すれば、登録者数は100万人にまで増加するものと予測しています。我々のモットーである「WAR is everywhere」は、二重の意味で現実のものになろうとしているのです。
次の数ヶ月のベータテストにおいて、参加者は新しいキャリアや、攻城戦といったまったく新しいコンテンツを体験することになるでしょう。首都デザインチームは活き活きとした都市をさらに高いレベルのものにするべく努力を続けており、アルトドルフは息を呑むような出来栄えになっています。新しいコミュニティ・システムも準備が進んでおり、既存のギルドの多くがベータテストに参加してくれるのを楽しみにしています。
さらに、我々はRvRと(オープン・フィールドRvR)、サーバー・ルールのシステムの変更を計画しています。これらの変更により、WARはさらに一歩目標に近づきます。また一方で、24時間つきっきりのRvRを望まないプレイヤーにとっても素晴らしいゲーム体験を保障します。これはEAミシックがどのようにコミュニティーと対話し、その意見を聞き入れて開発を進めているかがわかる一例といえるでしょう。次の3四半期の間、このプロセスを継続する予定で、WARの開発・拡張・改良を続けていきます。
私は時々映画から引用を行いますが、今の心境を表現するのに最適な一言があります。「創造とは純然たる意志による行いだ」 これは『ジュラシック・パーク』に登場するジョン・ハモンド(ジュラシック・パークの設立者)の台詞です。しかし映画での彼の創造物とは違い、EAミシックのそれは素晴らしく輝かしいものとなり、巨大爬虫類が人間を食べたりもしないでしょう。ただし、この発言はラストリア(リザードマンや巨大爬虫類の闊歩する土地)がゲームに導入された時点で撤回させていただきます。
皆様のお引き立てとご支援、ご関心に感謝いたします。
Mark Jacobs
VP兼ゼネラルマネージャー、 EAミシック
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